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Johann Nepomuk Hummel: Three String Quartets, Op 30
販売元:Hyperion
発売日:1993-03-04
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 フンメルは弦楽器のみ室内楽は、弦楽三重奏を2曲とここに収められた3曲の弦楽四重奏しか書いてません。
いずれもCDでリリースされているので手に入れられますが、弦楽四重奏の録音はこれが唯一。
師であるモーツァルトやハイドンの研究の結果生まれた作品ではありますが、どうも当時ライヴァルとして意識していたベートーヴェンの四重奏曲の出版に触発されて書いたようです。この二人は、着かず離れずの関係を死ぬまで続けましたが、それはお互いがそれぞれを評価していたということです。

 作品は、モーツァルトのハイドンセットや、ベートーヴェンの中期以降の作品には及びませんが、典型的な古典派ソナタ形式のお手本のような作品で、ボッケリーニをはじめとする同時代人の作品に劣るようなことは無く、楽しめます。
演奏も録音も優秀。