フンメル研究ノート〜Review〜

ヨハン・ネポムク・フンメル(Johann Nepomuk Hummel)の個人研究サイトのレビューページ。CD紹介をはじめ、フンメル関連ニュース等を紹介していきます。 ●フンメル研究ノート●http://hummelnote.wix.com/hummelnote

書籍紹介

フンメルとピアノ奏法について-5 楽器の歴史


フンメルの「ピアノ奏法」を理解するためには、当時使用されていた様々な種類のピアノについて知っておく必要がある。現代のピアノが鍵盤楽器の王者となった変遷については、大宮眞琴著『ピアノの歴史』
(音楽之友社)が解りやすい。ピアノの発展とともに音楽家がどのようにかかわってきたかが体系的、時系列に、時には音楽家のエピソードを交えてまとめられており、愛読書のひとつである。

ピアノの歴史―楽器の変遷と音楽家のはなし (音楽選書)
著者:大宮 真琴
販売元:音楽之友社
発売日:1994-11

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もうひとつは、ピアノの歴史---作曲家が愛した、当時のピアノで奏でるCD付

という本でこちらはCDで音の違いを楽しめる内容。
フンメルの言及については前者の方が詳しく、同時に音楽史の有名どころでない作曲家についても前者のほうが詳しい。

気楽にピアノの歴史を音とともに楽しむのであれば、後者ですね。


カラー図解 ピアノの歴史---作曲家が愛した、当時のピアノで奏でるCD付カラー図解 ピアノの歴史---作曲家が愛した、当時のピアノで奏でるCD付
著者:小倉 貴久子
販売元:河出書房新社







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音楽家の自叙伝―クヴァンツ/ベンダ/E・バッハ/ツェルニー

音楽家の自叙伝―クヴァンツ/ベンダ/E・バッハ/ツェルニー音楽家の自叙伝―クヴァンツ/ベンダ/E・バッハ/ツェルニー
著者:東川 清一
販売元:春秋社
発売日:2003-04-01
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今回ご紹介するのは、4人の作曲家たちの自叙伝の邦訳。
今も昔も有名人は自叙伝(もしくは自伝)がお好きなようで、特にロマン派以降は多いですね。また、身近にいた者の回想録なども多いです。

モーツァルトはこの手のものは書きませんでしたが、死後すぐに多くの人が証言したものをノヴェロ夫妻が記し、今では邦訳でも手に入れることができます。

シュポアの回想録などは、当時の音楽事情や音楽家ならではの観点から見た批評などが豊富らしく、是非手に入れたいと思っていますが、実現には至っていません。

フンメルもモーツァルトとの回想録や自叙伝があるようですが、現物を読んだことがないため、是非この本の訳者と出版社にお願いしたいと思っています(他力本願...)

さて、同書においてツェルニーはベートーヴェンともフンメルとも近い人物で、ベートーヴェンの直弟子でありながら、フンメルのピアノ奏法に陶酔し、フンメルからも学んでいます。それを裏付ける証言がこの自叙伝に記載されていて、フンメルをはじめて見たときの感想から、演奏を聴いたときの感動まで綴っています。

クヴァンツは、フルートの大家で作曲家、ベンダはモーツァルトにも影響与えた作曲家です。内容はここでは触れませんが、当時の生活ぶり、仕事ぶりがわかって大変楽しく読めました。値段も手ごろなので是非一読を。

フンメルの作品目録

5f430a44.jpg 本日紹介するのは、私のフンメルの作品目録を作成する上でのバイブルとなった独語の書籍です。
 





タイトル:THEMATISCHES VERZEICHNIS DER WARKE VON JOHANN NEPOMUK HUMMEL
著者:DIETER ZIMMRSCHIED

 簡単に説明すると、作品の冒頭部分の譜面付フンメルの作品目録、ということ。 写真でお解かりのように、冒頭のテーマ(譜面)の掲載と、作品番号、楽器編成、作曲年、出版年、その他情報が作品番号Op.1から順に掲載されています。 ただし、出版作品(Op)、未出版作品(WoO)、遺作(Op.posth)が取り上げられていて、Sachs(ザックス)の作品表と比べると掲載曲数は少なく(Opが127、WoOが39、Op.posthが9)、175曲にとどまっています。
 どこにも出版年が書かれていないため不明なのですが、私は20年ほど前に銀座ヤマハで注文して買うことができました。 貴重な一冊です。

フンメル 音楽家の生涯とその世界

Johann Nepomuk Hummel: A Musician's Life and WorldJohann Nepomuk Hummel: A Musician's Life and World
著者:Mark Kroll
販売元:Scarecrow Pr
発売日:2007-10-30
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音楽家フンメルの初といってよい本格的な伝記、研究書を紹介します。
マーク・クロル(Mark Kroll)著の「JOHANN NEPOMUK HUMMEL ~ A Musician's Life and World」。

これほど詳細にフンメルの出生から死後のことまで述べられている書籍は今までなかったため、大変貴重な一冊。

モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ショパンなどの関係した音楽家とのエピソードや、幼少期から死後までが豊富なデータとともに掲載されている。巻末には作品目録も収められている。

日本語版の発売が待たれるが、出そうな気配もありませんので、在庫があるうちに手に入れておくべきです。

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フンメル研究ノートというサイトは、クラシック音楽鑑賞を趣味とする一個人が、ヨハン・ネポムク・フンメルの音楽の魅力に取り付かれ、永年かけて収集した情報・データをメモ代わりに掲載している「フンメル研究ノート」のレビューページにあたります。フンメル研究ノートは、あくまでもCD解説、書籍、辞書などから集めた情報を盛り込んだ継ぎはぎの情報を集めたものですので、事実とは違っていたり、解釈が違っている箇所も多いと感じていますが、もっと多くの日本人にフンメルの音楽の魅力を知ってもらいたいと思い公開しています。もっとフンメルの情報が知りたい。またはご興味がある方は、本サイト「フンメル研究ノート」を覗いてみてください。よろしくお願いいたします。

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