フンメル研究ノート〜Review〜

ヨハン・ネポムク・フンメル(Johann Nepomuk Hummel)の個人研究サイトのレビューページ。CD紹介をはじめ、フンメル関連ニュース等を紹介していきます。 ●フンメル研究ノート●http://hummelnote.wix.com/hummelnote

カテゴリ: 研究メモ

ヨハン・ネポムク・フンメルJohann Nepomuk Hummel師・モーツァルトと同じように演奏旅行で始まった彼の音楽キャリアは、ウイーン時代には売れっ子作曲家として、その後はピアニストの巨匠として多くの尊敬を集め、音楽は後の世代に多大な影響を与えた。ワイマールの宮廷楽長 ...

 フンメルの妻・エリザベートについては、「エリーゼのために」本当は「エリザベートのために」? でも触れたが、ウイーンでベートーヴェンとも交友ががあった当時著名なソプラノ歌手だった。 フンメルと結婚したのは1813年。エステールハージ家から離れてウイーンで「作 ...

 ツェルニーの証言を紹介したが、彼はフンメルのことを「20歳をいくらか過ぎた年齢」としていたが、ちょうどその証言に出てくる1804年はフンメルの就職の年に当たり、歳は26歳である。  大規模なツアーを終え、いくつかの作品も出版し、将来有望...というよりピアニストと ...

 ショパンは幼くしてフンメルの練習曲を習い、フンメルの音楽には共感していた。1828年のワルシャワで演奏会を開いたフンメルは、ショパンに紹介されてその演奏に接し、その才能を高く評価している。 1829年8月11日、ショパンはウィーンでデビューしたが、翌日に家族に宛て ...

 カール・ツェルニー(Carl Czerny)は、自叙伝(1842年執筆)の中でピアノ音楽史の中では有名なベートーヴェンとフンメルのピアノの演奏についての言及があり、これは以前、「フンメルとベートーヴェン」という記事で紹介した。  ここで述べておきたいのは、下記のツェルニー ...

 フンメルの演奏については、ベートーヴェンの弟子でもありリストの師匠ともなったカール・ツェルニー(Carl Czerny)の自伝の中に次のように記載されている。 −−−−−−−−−−− およそ1802年から04年までの数年間、私は父と一緒にモーツァルト未亡人(*コンスタンツェ ...

フンメルの名は音楽史には必ず出てくる(といっても触れられている程度が多い)し、ベートーヴェンの書籍、ショパン、シューベルト関連の書籍には良く出てくる。一方、直弟子であったのにもかかわらず、モーツァルト関連の書籍には詳しく述べられているものが意外と少ない。ま ...

 Chandosというイギリスのクラシックレーベルが、1987年に発表したフンメルのイ短調とロ短調のロマンチックなピアノ協奏曲のCDがグラモフォンアワードに輝いて以来、トランペット協奏曲一辺倒だったフンメルの録音物が一気に増えた。特にピアノ協奏曲は今では全作品を聞く事 ...

 音楽の歴史を全体像として完成させるためには、ある様式の発展の頂点に立つ作曲家のみではなく、その様式の発展の過程において不可欠であった作曲家の存在を見逃すわけにはいかないであろう。 例えば、ショパンの音楽が如何にして「ベートーヴェン時代」のすぐ後に続いた ...

 ベートーヴェンの演奏が、その驚くべき力、品位、前代未聞の妙技と達者さによって目立っているとすれば、フンメルの演奏はこれに反して極めて清麗で明確な演奏の模範であり、最も人を魅了する優雅さと繊細さとのモデルであって、フンメルがモーツァルトの奏法とクレメンテ ...

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