フンメル研究ノート〜Review〜

ヨハン・ネポムク・フンメル(Johann Nepomuk Hummel)の個人研究サイトのレビューページ。CD紹介をはじめ、フンメル関連ニュース等を紹介していきます。 ●フンメル研究ノート●http://hummelnote.wix.com/hummelnote

タグ:ベートーヴェン

クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)/ウーヴェ・グロッド(指揮)のコンビが足かけ7年に渡って発表してきた唯一のリース(1784-1838)のピアノと管弦楽のための作品集もこの第5集で完結となります。 第5集の収録曲は、ピアノ協奏曲第2番変ホ長調 Op.42序奏と華麗なるロン ...

 フンメル最後の10年。 フンメルの晩年、最後の10年間は、新しい世代の音楽・演奏家に押されはじめていましたが、演奏者としては絶頂期であった。教師、楽長、音楽家としての名声はヨーロッパ中に知れ渡っており、多くの音楽家が集まり、弟子入りを希望した。 1827年にフ ...

今日は、大好きな作曲家 ルイ・シュポア(Louis Spohr, 1784年4月5日 ブラウンシュヴァイク生 - 1859年10月22日 カッセルにて死亡)の誕生日です。シュポア Wikiシュポーアは、ほぼフンメルと同時代人であり、交流もありました。特にシュポーアが1813年から1815年までウィー ...

イグナーツ・モシェレス(Ignaz Moscheles, 1794年5月23日 - 1870年3月10日)はチェコの作曲家、ピアノ奏者。プラハに生まれ、ライプツィヒに没す。 モシェレスは、べートーヴェン時代のウィーンで、もっとも人気のあるピアニストの一人であった。チェコのプラハの生れで、180 ...

 フンメルの妻・エリザベートについては、「エリーゼのために」本当は「エリザベートのために」? でも触れたが、ウイーンでベートーヴェンとも交友ががあった当時著名なソプラノ歌手だった。 フンメルと結婚したのは1813年。エステールハージ家から離れてウイーンで「作 ...

 カール・ツェルニー(Carl Czerny)は、自叙伝(1842年執筆)の中でピアノ音楽史の中では有名なベートーヴェンとフンメルのピアノの演奏についての言及があり、これは以前、「フンメルとベートーヴェン」という記事で紹介した。  ここで述べておきたいのは、下記のツェルニー ...

 フンメルの演奏については、ベートーヴェンの弟子でもありリストの師匠ともなったカール・ツェルニー(Carl Czerny)の自伝の中に次のように記載されている。 −−−−−−−−−−− およそ1802年から04年までの数年間、私は父と一緒にモーツァルト未亡人(*コンスタンツェ ...

 音楽の歴史を全体像として完成させるためには、ある様式の発展の頂点に立つ作曲家のみではなく、その様式の発展の過程において不可欠であった作曲家の存在を見逃すわけにはいかないであろう。 例えば、ショパンの音楽が如何にして「ベートーヴェン時代」のすぐ後に続いた ...

ベートーヴェンの名曲小品「エリーゼのために」のエリーゼって誰だ?という議論は昔から行われているのだが、面白い見解の記事を。フンメルの妻・エリザベートは、ベートーヴェンが恋心を寄せる一人であり、フンメルと結婚してしまったがためにフンメルとの仲違いがあった、 ...

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