フンメル研究ノート〜Review〜

ヨハン・ネポムク・フンメル(Johann Nepomuk Hummel)の個人研究サイトのレビューページ。CD紹介をはじめ、フンメル関連ニュース等を紹介していきます。 ●フンメル研究ノート●http://hummelnote.wix.com/hummelnote

協奏曲

【打込音源】フンメル/ファゴット協奏曲 ヘ長調,WoO.23(S.63)

今回はだいぶ前に打込んだデータをGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 4で鳴らしてみました。

 1996年年末 やっと念願のWindows95を手に入れ、年明けて真っ先に買ったソフトがローランドのミュージック太郎? という入門用音楽ソフトでした。
 そこにはスコアグラファー・ライトという楽譜ソフトとVirtual Sound canvasというソフトシンセが付いていて、ネット上のmidiデータをそれなりにリアルに再生してくれるので感動した覚えが(今聞くとチープ)。
 そこで折角楽譜ソフトもついているからと考えたのが、自分で何かを打込んでみよう(創作ではなく、再現)と思い、当時はまだ日本にはなかったAmazonの米国のサイトを検索して、フンメル関係の売っている書籍、CD、楽譜を片っ端から買い込んでいきました。

 ネットショップの情報自体もいい加減かつ説明不足な面もあり(自分の英語力は棚上げ)、作曲家フンメルの本だと思って買ったものが、ドイツ・フンメル人形の写真集だったり(笑)、余計な勉強代も払いました(笑)

 楽譜もいくつか買って、特に日本では手に入らないCDや楽譜も買いました。その譜面の一つがファゴット協奏曲。当時は1種類だけウイーン旅行の際に手に入れたマイナーレーベルのCDを持っていましたが、素敵な曲なので是非この曲を打込んでみよう、と思い購入に踏み切りました。サイトにもorchestra and Bassoon, solo partと書かれていたので、スコアだと思って買いました。

 届いたのは一段のファゴットパート譜のみ・・・・
あれ? でもオーケストラパートはAmazonのどこを探してもありませんでしたのであきらめて、オーケストラパートは無謀にも「耳コピ」で挑戦しました。

 それで出来上がったのがこれです((+_+))

 今回は久々にこのデータを読み込み、GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 4で鳴らせてみると、変なところもあるけど、「意外とできてるんでは?」と思いました。

 プロではないので打込みも耳コピも不完全極まりないですが、打込み始めた頃の記念すべきデータということでYouTubeで保管しておこう、と厚かましくもアップしました。

 第3楽章なんかは意外といけてるかな〜なんて思っています。
 第2楽章のカデンツァは僕のオリジナルですが、ヘンテコ極まりないけど、今回あえて手を加えたり直したりはしませんでした。

 YouTubeの映像データにする際の楽譜は、今の楽譜ソフト「Music Pro for Windows 后廚midiデータを読み込んだものなので、見にくい感じになっています。

 そんな曲です(笑)

Sequenced Music
Johann Nepomuk Hummel
Grand Concerto for Bassoon in F WoO.23,(S.63)

This sheet is not in the original.
View from the sequenced data by Daw application created.

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フンメル:「管弦楽曲集」 シェリー/ロンドンモーツァルトプレイヤーズ

1.フンメルのオーケストラ用のバレエ音楽(組曲)は、全部で6曲あるが、ここに収録されている「エロール作の『魔法の鐘』のためのバレエ音楽」WoO.31は作曲者晩年の作品。

ピアノの大家という音楽史的な評価をされてきたフンメルであるが、最近は作品自体が再評価されてきています。多くの歌劇や舞台音楽、宗教作品も残しており、録音も増えつつあるのはうれしい。 随所にソロ楽器が活躍し、フンメルの手馴れたオーケストレーションも楽しめる。
楽器編成はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーンが各2本、トライアングル、シンバル、大太鼓、ティンパニー、弦5部。

2.交響曲を書かなかったフンメルの純粋なオーケストラ作品として貴重な一枚。祝典序曲も典型的な古典派のオーケストラ作品として楽しめる。 モーツァルトやハイドン、ロッシーニらが好きな方は是非一聴を!


3.マンドリン協奏曲とトランペット協奏曲は共に1790年代後半から1800年代初頭にかけて作曲された純粋な古典派協奏曲で、ともにモーツァルト・ハイドンを継承した協奏曲といえる。

マンドリン協奏曲は後にピアノ協奏曲(Op.73)に編曲されたが、チャーミングなメロディー満載の曲。楽器編成はフルート2、ホルン2、弦5部だが、今までのほとんどの録音がピアノ協奏曲版と同じ楽器編成(フルート2、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、弦5部)で録音されている。オリジナルの編成で録音されたものは、このシェリー盤だけである。

4.トランペット協奏曲は、ハイドンの協奏曲と同録取れている例が多く、録音数も多くため、フンメルではもっとも知られた楽曲であろう。
典型的な古典派協奏曲ではあるが、ハイドンのものと遜色ない堂々としてかつ華麗なパッセージに彩られた同ジャンルの傑作。
楽器編成は、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、ティンパニ、弦5部となっている。

演奏も溌剌として良い。Hummel: Mandolin Concerto; Trumpet Concerto; Freudenfest Overture; etc.Hummel: Mandolin Concerto; Trumpet Concerto; Freudenfest Overture; etc.
販売元:Chandos
発売日:2001-07-24
おすすめ度:5.0
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フンメルの最初の一枚

フンメルを聞いたことがない方への最初の一枚としてのお勧め盤。
ピアニストでもあり、モーツァルトの弟子でもあり、ショパンに影響を与えたというフンメルの形容詞にぴったりの作品です。

Johann Nepomuk Hummel: Piano Concerto in A Minor and B MinorJohann Nepomuk Hummel: Piano Concerto in A Minor and B Minor
販売元:Chandos
発売日:1992-10-28
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フンメルはクラシック音楽ちょっと聞きます、程度の方には知名度無しでしょうが、クラシックファンの間ではかなり王道の作曲家。

トランペット協奏曲はハイドンの有名曲とカップリングになることも多く、日本では一番知られているでしょうが、フンメルの代表作といえるのがピアノ協奏曲、しかもこの2曲でしょう。

このフンメルにはピアノ協奏曲が8曲有り、そのうち生前出版された曲が5曲あります。つまり第5番までしか番号が与えられていません。

ここに収録された2曲は、第2番と第3番ということになります。

第2番 イ短調 Op.85
編成は、フルート、2オーボエ、2クラリネット、2ファゴット、2ホルン、2トランペット、ティンパニ、弦という古典派の標準的なもの。

エステルハージ家の楽長を辞してしばらくウィーンで舞曲や舞台作品、室内楽の作曲家として大いに人気を集めていました。妻に進められてピアニストとしての舞台にも復帰し、1816年のドイツ演奏ツアーは大成功を収め、ここから「ピアノの巨匠」の地位を不動のものとしたのです。このツアーで演奏されたのがOp.85の協奏曲です。

第3番 ロ短調 Op.89
編成は、Op.85とほぼ同じですが、ホルンが4本になっています。これは第2楽章のロマンティックで幻想的な部分で活かされています。
楽曲はベートーヴェンの影響もあるのか、力強く、ピアノソロはよりブリリアントでショパン的になっています。1819年、ワイマールの宮廷楽長に就任した年に作曲されました。
なお、ショパンのピアノ協奏曲は、この曲の影響がかなり反映されています。

このアルバムはフンメルの近年のブームのきっかけともなったアルバムでかつ最大のヒットアルバムでしょう。

音楽史における「ピアノヴィルトゥオーゾ」を最初に名乗り、また世間に認められた技巧的で華やかなピアノが活躍する古典派協奏曲の代表作で、この時期の作曲家では唯一のライバルがベートーヴェンというのも頷けます。

楽曲は2曲とも短調ですが、悲しいとか暗いとかではなく、美しいという表現がぴったりで、師匠のモーツァルトの伝統と次世代のショパンを予見させる雰囲気を持っています。

演奏も録音も優秀で、当時のグラモフォン賞受賞アルバム。

フンメルを聞いてみようかなと思われる人のファースト・チョイスにオススメです。
フンメル研究ノート

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フンメル研究ノートというサイトは、クラシック音楽鑑賞を趣味とする一個人が、ヨハン・ネポムク・フンメルの音楽の魅力に取り付かれ、永年かけて収集した情報・データをメモ代わりに掲載している「フンメル研究ノート」のレビューページにあたります。フンメル研究ノートは、あくまでもCD解説、書籍、辞書などから集めた情報を盛り込んだ継ぎはぎの情報を集めたものですので、事実とは違っていたり、解釈が違っている箇所も多いと感じていますが、もっと多くの日本人にフンメルの音楽の魅力を知ってもらいたいと思い公開しています。もっとフンメルの情報が知りたい。またはご興味がある方は、本サイト「フンメル研究ノート」を覗いてみてください。よろしくお願いいたします。

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