ショパンは幼くしてフンメルの練習曲を習い、フンメルの音楽には共感していた。1828年のワルシャワで演奏会を開いたフンメルは、ショパンに紹介されてその演奏に接し、その才能を高く評価している。

 1829年8月11日、ショパンはウィーンでデビューしたが、翌日に家族に宛てた手紙に

「〜ヴェルトハイムが奥さんと一緒に昨日偶々カルルスバードから着きましたが〜略〜カルルスバードでフンメルが僕のことを訪ねていたそうです。彼は今日フンメルに僕のコンサートのことを書くそうです」

と書いている。それを受けて、フンメルは18日に開かれた2度目ののコンサートにモシェレスやヘルツ等と一緒に列席している。

 1830年、ショパンが再び訪れたウィーンで、フンメルは息子のカールを伴ってショパンを訪れている。カールは画才があったようで、ショパンの肖像を描いた。
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 ショパンの家族宛の手紙の中にも

 「〜正装をしてピアノの椅子に掛け、霊感を表した絵です。フンメルお爺さんと息子の親子は大変親切にしてくれます」

と書かれている。




上図が、1830年にウィーンでフンメル親子とショパンが交流を持った際、息子カールが描いたショパンの肖像(鉛筆画)である。

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